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松本昇也 先生が第16回Geriatrics & Gerontology International 優秀論文賞を受賞しました

松本昇也 先生が第16回Geriatrics & Gerontology International 優秀論文賞を受賞し、第67回日本老年医学会学術集会にて表彰されました。

レビー小体型認知症をもつ高齢者では転倒リスクが高いことが知られていますが、骨粗鬆症治療のほかにレビー小体型認知症患者の骨折を予防する有効な方法は確立していません。本論文では、レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)を用いて、レビー小体型認知症をもつ65歳以上の高齢者で、ドネペジル塩酸塩を処方されていた人は、処方されていなかった人よりも3年間の大腿骨近位部骨折の発生率が低いことを示しました(0.60 vs 1.44/100人年)。

Matsumoto S, Yakabe M, Hosoi T, Fujimori K, Tamaki J, Nakatoh S, Ishii S, Okimoto N, Akishita M, Iki M, Ogawa S. Relationship between donepezil and fracture risk in patients with dementia with Lewy bodies. Geriatr Gerontol Int. 2024 Aug;24(8):782-788.

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