お知らせ

【論文】矢可部満隆先生らの論文がCureusに受理されました。

装着型サイボーグであるhybrid assistive Limb (HAL, CYBERDYNE Inc) は、装着者の皮膚表面から電気信号を検出し、電気信号に合わせて相互的なフィードバックを行うことで、装着者の身体動作を補助する装置です。

これまでHALは、脳卒中、股関節手術後などの患者さんにおいて身体機能を改善させることが報告されてきました。

本研究では、HAL腰タイプによる短時間の治療(10分以内を週1回、4週間)を高齢者に対して実施し、その効果を検証しました。

その結果、timed up and go test(椅子から立ち上がり、3m先まで歩いて折り返し、再び座るまでの時間を計るテスト)の時間、歩行速度、5回椅子立ち上がりテストの時間などが有意に改善しました。さらにその効果は、最終治療から1ヶ月後も持続していました。治療開始後の脱落者はいませんでした。

超高齢社会を迎えたわが国において、フレイル、サルコペニアを有する高齢者にとって安全かつ効率的なリハビリテーションの確立が求められています。今後エビデンスが確立されることで、HALはリハビリテーションの新しい選択肢となる可能性があります。

 

Mitsutaka Yakabe, Yoshihiro Yasunaga, Yoshihiro Zenita, Shoya Matsumoto, Tatsuya Hosoi, Sumito Ogawa. Effects of a Short-Term Interactive Biofeedback Therapy Using the Lumbar-Type Hybrid Assistive Limb in Older Adults With Reduced Physical Function. Cureus 2026. 18(3): e104505. doi:10.7759/cureus.104505

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