お知らせ

【論文】エンドオブライフをテーマとする矢可部満隆先生らの論文がPLOS Oneに受理されました。

本研究は、エンドオブライフ(死が迫った時期)の患者さんが受けているケア、リビング・ウイルの有無、死の直前に観察される徴候が、年齢や死亡場所等とどのように関連するかを明らかにすることを目的としました。

公益財団法人日本尊厳死協会に登録されているリビング・ウイル受容協力医師に対し、これまでに看取った患者さんについてのアンケート調査を実施しました。

疼痛管理と緩和ケアの実施率は若年者の方が高齢者よりも高く、自宅で亡くなった患者さんの方が介護施設で亡くなった患者さんよりも高いことがわかりました。また、90歳以上または病院で亡くなった患者さんでは、リビングウィルを有する割合が低いことがわかりました。死の徴候の中では、全身の機能低下を反映するものが最も高頻度で観察され、さらに緩和ケアを受けている患者さんでは死の徴候が観察される割合が高い傾向が示唆されました。

本研究は、患者さんが死亡場所を問わず適切なケアを受けられる体制を確立することの重要性を示唆しています。

 

Mitsutaka Yakabe, Tatsuya Hosoi, Shoya Matsumoto, Shoho Miura, Kazuhiro Hoshi, Soichiro Iwao, Yoshihiro Kitamura, Masahiro Akishita, Sumito Ogawa. The characteristics of patients’ medical care, living will, and signs of death by age and the place of death: a cross-sectional study using a questionnaire survey targeting physicians with expertise in end-of-life care. PLOS One 2026 in press

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