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専門研修経験者の声

こんにちは。
2017年度に専門研修医として臨床に従事した経験をもとに、東大老年病科の魅力を3点ほど紹介させていただきます。

まず、「医局の雰囲気が良い」ことが挙げられます。
私が老年病科に入局を決めた大きな理由の1つが、この医局の雰囲気の良さでした。
老年病科には呼吸器、循環器、神経、内分泌代謝のチームが存在しており、それぞれに専門医、指導医を有しています。
チームに分かれているとはいっても、それぞれの間に垣根はまったく感じられません。
患者さんについて相談すると、上の先生方はいつでも快く指導してくださります。

次に、「臓器別に限らない幅広い能力」を身につけることができます。
さまざまなプロブレムが複合して生じる高齢者では、「臓器別」のアプローチだけではうまくいかないこともしょっちゅうです。
老年病科では、「臓器別」にとどまらず、「全身を診る」という心構えが徹底されています。
さらに患者さんの家庭環境や社会環境にも積極的に介入し、「人生のパートナー」として患者さんに寄り添うマインドを身につけることができます。

最後になんといっても、「今後の世界をリードするという気概」を持った医師が多いことが挙げられます。
世界トップの長寿国である日本は、同時に少子高齢化にも悩まされています。
このような情勢において、日本の老年医学発祥の場所である東大老年病科にかかる期待が日増しに大きくなっていることは論を待ちません。
秋下教授が常々仰られる「我々は世界を救うために日々働いている」の言葉のとおり、老年病科には大志を抱いて日々の診療に励んでいる医師で溢れています。

そんな魅力あふれる老年病科に、可能性に満ちたみなさんが飛び込んできてくれることを心待ちにしています!

「夢は逃げない 逃げるのはいつも自分だ」

では、また会える日まで。