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肺気腫

喫煙が原因で肺が少しずつ壊れる「肺気腫」という病気があり、息切れが少しずつ進行します。肺気腫の患者さんはご高齢の方に多いです。しかし、肺気腫の患者さんのうち、大多数の方が診断されておらず、治療を受けられていないと考えられています。

当科では、吸入治療や栄養療法など、肺の機能低下を防ぎ、生活機能を維持する工夫を行います。また、息切れは、肺や心臓、血液(赤血球の減少)などいろいろな原因で起こりますので、肺気腫以外の息切れの原因も同時に調べます。

他の診療内容

認知症(物忘れ)

ものが覚えにくくなる、時間や場所がわからなくなる、今までできた手順がわからなくなる、などの症状で生活がしにくくなる状態です。
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フレイル・サルコペニア

年齢とともに筋肉の量や力が落ちた状態をサルコペニアと呼びます。また、心身がストレスに弱くなり、介護が必要になりやすい状態をフレイルと呼びます。
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骨粗鬆症

骨が弱くなり、骨折しやすくなった状態です。骨折する前に気づくことが重要です。
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ポリファーマシー(お薬の多剤併用による健康被害)

いろいろな病気に対し、多くの薬を処方されると副作用も起こりやすくなります。
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誤嚥性肺炎

食べ物や飲み物、じぶんのつば(唾液)が空気の通り道に入ることにより、肺炎を起こします。むせずに気づかない場合もあります。
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性差医療

当科では、女性医師による女性のための総合外来を開設しております。
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睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に呼吸が何回も止まる病気です。若い方にも起こります。日中の集中力低下につながります。当科は老年病科ですが、若い世代の患者さんも診療しております。
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アドバンス・ケア・プランニング(事前ケア計画)

高齢者を対象とする医療では、人生の終末が近づき、命にかかわる重要な決断が必要な場面に遭遇することがあります。ご本人の価値観に寄り添い、それをご家族と共有できる診療プロセスを当科では支援しています。
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