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アドバンス・ケア・プランニング(事前ケア計画)

アドバンス・ケア・プランニング(事前ケア計画;ACP)とは、病状の進行や急変などに伴う本人の意思決定能力の低下に備えて、本人の価値観を探索し、その価値観に沿った本人の希望する将来の医療・ケアについて話し合うプロセスのことです。

欧米圏で確立され実践されるようになった概念ですが、超高齢社会である日本の高齢者医療において、本人の意向に沿った人生の最終段階の医療・ケアを実現し、最期まで尊厳をもって人生を全うするために、普及が望まれる概念です。

当科では、ご家族、看護師など医師以外の関係者も交えて、可能な限り、アドバンス・ケア・プランニングの場を提供できるよう心がけています。

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フレイル・サルコペニア

年齢とともに筋肉の量や力が落ちた状態をサルコペニアと呼びます。また、心身がストレスに弱くなり、介護が必要になりやすい状態をフレイルと呼びます。
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骨粗鬆症

骨が弱くなり、骨折しやすくなった状態です。骨折する前に気づくことが重要です。
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ポリファーマシー(お薬の多剤併用による健康被害)

いろいろな病気に対し、多くの薬を処方されると副作用も起こりやすくなります。
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肺気腫

喫煙が原因で肺が少しずつ壊れ、体を動かしたときに息切れを起こす病気です。治療により進行を遅らせることができます。
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誤嚥性肺炎

食べ物や飲み物、じぶんのつば(唾液)が空気の通り道に入ることにより、肺炎を起こします。むせずに気づかない場合もあります。
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性差医療

当科では、女性医師による女性のための総合外来を開設しております。
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睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に呼吸が何回も止まる病気です。若い方にも起こります。日中の集中力低下につながります。当科は老年病科ですが、若い世代の患者さんも診療しております。
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